iDeCoはじめました!おすすめ,という程ではないですが,元本確保型を選んだ理由。

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約2か月も待たされました

iDeCoの書類が,やっと来ました。職場にハンコを押してもらい,書類を郵送してから,なんと約2か月もかかりました。

たぶん,国民年金基金連合会の審査に時間がかかったのだと思います。新規加入時に2,777円を徴収し,収納手数料を月額103円徴収し続ける国民年金基金連合会。。。なぜ2,777円も徴収するのか,なぜ2か月も待たせるのか,疑問が残りました。

考えられる理由は,確認に慎重を期していることです。それは当然,年金ですから,重要です。にしても,具体的にどのようなプロセスで確認しているのか,具体的にどれくらいのコストがかかっているのか,すべてブラックボックスだとしたら,納得いきません。これらを検証する仕組があるのかどうか,いつか調べようと思います。

しっかりした理由があって2か月かかっていることを期待します。万が一,例えば送った書類が積んだまま延べ1か月以上放置されているとしたら,,,どうしましょう?

元本確保型を選んだ理由

私のiDeCo運用方針

iDeCoの商品選びは,各人の運用方針に左右されます。私は,かつて少しですがVOO等も保持していましたが,株高と思われる現在,リスク資産を全て売却し,キャッシュポジションほぼ100%で暴落を待つ,眠れるインデックス投資家です。それゆえ,元本確保型定期預金を選びます。

もちろん,ど素人の私が,現在株高であると判断することや,そろそろ株価が下がるだろうと判断することは,おこがましいことです。おこがましいのは承知の上で,そのような自分のカンにベットします。

株価が下がってきたら,楽天バンガードにスイッチする戦略です。あるいは,その時点でより魅力的な商品が発売されていれば,そちらにスイッチします。

以上のような戦略を定めるにあたっては,神経内科医ちゅり男のブログ「iDeCoで暴落時に集中投資をするには「定期預金→株式」へのスイッチングを活用する」を大いに参考にさせていただきました。同記事は,2017年11月18日のものですが,いわく,

今現在が世界的に好景気・株高であり、iDeCoで投資対象となる株式ファンドもおおむね高値圏にあるからです。

数年前の割安な時期からコツコツ積み上げてきた人はそのまま継続すればOKかと思いますが、高値圏で新規参入する人は少し躊躇する相場かと思います。

そういった人は、少々手間にはなりますが、一部を定期預金に振り分けでキャッシュを積み上げておき、時期をみてまとめてインデックスファンドを買うのもありです。

まったくもって,その通りだと思いました。

元本確保型のメリット・デメリット

私の考えるメリットは。

・投信の高値掴みを避け,iDeCoのリターンを大きくできるかもしれない。

・今ここで投信を高値掴みして,誰かの思惑に操られてマーケットの養分になるという屈辱を受ける可能性を無くす(陰謀論好きのゲバ男は,iDeCoやNISAが,株高を維持・演出したいという政治勢力の思惑を忖度した制度ではないか,という推測から逃れられません。もちろん,預金中心では日本及び日本国民の将来は危ないという,高邁な理想に基づく制度である可能性も残っています。)。

 

他方で,デメリットは。

・市場の動向に配慮しなければならず,情報収集に時間を取られる。

← 楽しめるうちは,苦にならないです。

 

・淡々と投信を積み増すドルコスト平均法の方が,リターンが大きいかもしれない。

← このリスクは,飲み込むしかありません。賭けです。

 

・超低金利の定期では,手数料の分,マイナスになる。

← たしかに,定期ではなく投信なら,手数料分は直ちにプラスになる可能性もあります。しかし,投信はマイナスが嵩む可能性もあります。そして,定期の手数料が口座から引き落とされたとしても,節税のメリットの方が大きいと考えました(実感しにくいですが)。

具体的に選んだ商品:あおぞらDC定期(1年)

SBI証券には,元本確保型につき,4本の選択肢がありました。まず,そう遠くない将来のスイッチングを見越しているので,5年ものの2本は避けました。そして,あおぞらDC定期(1年)は年利0.020%,スルガ確定拠出年金スーパー定期1年は年利0.010%とのことで,前者を選びました(スルガ銀行は,カボチャの馬車事件もありますし)。

悲しくなる利子の低さです。私の小さい頃,郵貯の定期の年利は8%を超えていました。悲しんでばかりもいられないので,最善を尽くそうと思います。

なお,現状,SBI証券のiDeCoでは,楽天バンガードが買えません。暴落がすぐに来たら,楽天証券に移管する必要がありそうです。それまでに,楽天バンガードがSBIでも買えるようになるか,あるいは,もっと魅力的な商品が出ていれば良いのですが。

8割の人が,元本確保型を選んでいる??

きちんとした統計は見つけていませんが,以下のような記事があります。

まず,お金に生きる「確定拠出年金で定期預金を選択するとどうなるか?(iDeCo,企業型)」によれば,

実際やってる人の8割は運用商品として定期預金を選択していると某証券会社の人がおっしゃっています。

とのこと。

関連して,ドルコスト平均法協会「【会員】アメリカ人も8割は「元本確保型」を選択していた」という記事も見かけました(メンバー限定アクセスのため未読ですが,気になるタイトルです)。

以上,また聞きのまた聞きと,タイトルのみのご紹介で恐縮です。今後,統計に接したら,追記したいと思います。

私は,iDeCoを考え始めた当初,いったい誰が,年利0.020%の定期なんかをわざわざ購入するのか,なぜこんな商品がラインナップされているのか,理解できませんでした。投信で増やせばいいのに,と思ったのです。今になって,iDeCoが定期預金をラインナップしている理由として,次のことを挙げられると考えました。

・8割の人が望むような商品だから。この背後には,減税を享受できれば,それで足りるという,極めて堅実な考え方がありそうです。

・上記のようなスイッチング戦略を可能にするため。←本筋ではないかも。

・投信が暴落した際に,自己責任論を展開するため。定期も選べたのに,あえて投信を買った,あなたの責任ですよ。つまり,官庁の責任ではないですよ。

こういうことでしょうか?

iDeCoの積立金には1.173%の特別法人税がかかる?

1億円のポートフォリオ「確定拠出年金(iDeCo)の恐ろしい罠」によれば,積立金には別途1.173%の特別法人税がかかるけれども,現在まで課税が凍結されているとのこと。この「凍結」が溶けた場合のことは,まだ充分には検討できていません。しかし,この情報に注意して,絶対に損をしないように気を付けたいと思います。

なぜこのような留保があるのかについては,これから勉強していきたいと思います。ファーストインプレッションでは,悪意しか感じません。

ゲバ男

 

※iDeCoは,情報収集力や精神力や時間的余裕のある強い人間だけが,その恩恵を享受できるように思われ,あまり気持ちの良い制度には感じられません。国のセーフティーネットである年金が,強い人間だけに都合良くできているとすれば,弱い人間にこそ国のセーフティーネットが重要ではないか,という気がします。いわゆる「年金の3階部分」だから,国民が等しく恩恵を受けることをそもそも予定していない,ということでしょうか。何か,釈然としません。

とはいえ,ゲバ男個人の節約に際しては,できる限り情報を収集して,損をしないことが大事だと考えます。バフェットの名言,「ルール1:絶対に損をしないこと。ルール2:絶対にルール1を忘れないこと。」ですね(出典調査中)。以上と同様の印象を,ふるさと納税でも受けました。↓

埋蔵金を探せ!その2 ふるさと納税 ① トイレットペーパー
これまで垂れ流してきた無駄な出費枠は,自分にとっての埋蔵金といえます。この埋蔵金を発掘した上で,投資にまわします。 ふるさと納税 で生活必需品を手に入れれば,その代金分,得したことになります。今回,岐阜県池田町に寄付して手に入れたのは。。。
埋蔵金を探せ!その2 ふるさと納税 ② 食器用洗剤
ふるさと納税 で生活必需品を手に入れれば,その代金分,得したことになります。今回,岐阜県七宗町に7000円を寄付して手に入れたのは, 食器用洗剤 です!
埋蔵金を探せ!その2 ふるさと納税 ③ タオル
ふるさと納税 で生活必需品を手に入れれば,その代金分,得したことになります。これまで,①トイレットペーパーと,②食器用洗剤を紹介しました。今回,大阪府泉佐野市に5,000円を寄付して手に入れたのは……
埋蔵金を探せ!その2 ふるさと納税 ④ 父の日にうなぎ
ゲバ男とゲバ子は,父の日と母の日のプレゼントを予算化しています。なので,そこに ふるさと納税 を利用すれば,その予算分,得したことになります。今回,大阪府泉佐野市に10,000円×2を寄付して,ゲバ男とゲバ子の父に送ったのは……

 

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