教育資金を守る戦い

闘い 教育資金
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まだ貯まってもいない教育資金500万円×2=1000万円ですが,これを死守する気持ちだけは一人前です。

死んでも教育資金を守る

「虎は死して皮を留め,人は死して名を残す」と申しますが,ゲバ男は死しても教育資金を残したい。死んだときのことを話すのは縁起が悪い気もしますが,死んでから後悔することはできません。

ゲバ男死亡の場合に,遺族に入る金

自分が死んだら,遺族の金はどうなってしまうのか。このことについて,少し前までは,現実に直面するのが怖くて,問題を直視しようとしませんでした。しかし,一念発起して,2018年3月頃に,職場への問い合わせや保険業者への質問を経て,以下のような情報を確認できました。

死亡後ただちに入る金

死亡後ただちに入る金としては,以下のものがあるようでした。

・死亡保険

・職場からの遺族一時金(職場に問い合わせました。退職金と同程度と判明。)

・健康保険からの埋葬料・弔慰金等(健保組合に問い合わせました。埋葬料は5万円程度。)

ここで柱になるのは,やはり,死亡保険です。保険を見直すまでは,500万円でした。この金額では,現在の悲願である教育資金500万円×2=1000万円に遠く及びません。そこで,妻と相談し,これから子どもに教育費がかかる間は,死亡保険金を増額することを決めました。その際,死亡保険金額は妻と相談して決めるべしという,藤井泰輔『どんな家庭でも 生命保険料は月5000円だけ』の教えに従いました(同書の魅力および我が家の保険見直しにつき,別記事もご参照ください)。同書は,勤め先の退職金や弔慰金などをきちんと調べるのは夫の役目だと断言しており(同書13-2),その通りだと反省しました。

私には借金があるので,その額も妻に正確に知らせました。この借金の返済と,埋葬関連の費用が,死亡時にかかってきます。

死亡後,定期的に入る金

①遺族基礎年金と,②遺族厚生年金が入るようです。

まず,①遺族基礎年金は,18歳未満の子どもの人数等に応じて決まります。子ども2人の我が家の場合,長子18歳までは年額122万7900円,末子18歳までは年額100万3600円が支払われる見込みです。

次に,②遺族厚生年金は,生きていればゲバ男が受け取っていたであろう厚生年金の4分の3が,妻ゲバ子の生涯に渡り支給されるものと理解しました(金額は伏せます)。これに,末子18歳以降は中高齢寡婦加算などがあり,自分なりに計算してみました。そして,その金額が正しいかどうか,保険の無料相談に行って,確認してもらいました。このやり方は,上記藤井泰輔『どんな家庭でも 生命保険料は月5000円だけ』(26-3)でお勧めされていたものです。

以上の情報をエクセルでまとめて,ゲバ子に渡しました。夫として,父としてやるべきことをやったという充実感がありました。

死亡しないための投資

死亡保険を手にするより,定年まで勤め上げた方が,より多くの金が手に入りますし,きっと,より多くの喜びも手に入るはずです。やはり,元気に長生きしたいものです。そのための作戦のひとつは,健康への投資です。休養,運動,飲み食い等に関連した投資については,これから少しずつ記事にしていきたいものです。

生きて教育資金を守る

元気に長生きしても,教育資金を奪われることが考えられます。

 

犯罪から教育資金を守る

たんす貯金では,泥棒に盗まれるおそれがあります。貯金していても,強盗にATMの暗証番号を無理やり言わされるかもしれません。また,振り込め詐欺にひっかかるかもしれません。犯罪から教育資金を守るにはどうしたらよいでしょうか。

私は,教育資金を証券会社に預けます。理由は,証券会社からの出金が,本人名義の預金に限定されていることです。証券会社から出金した金が,預金に入金されるまでには,時間がかかります。それゆえ,強盗が我が家の教育資金を奪うには,①証券会社からの出金,②時間の経過,③預金からの出金というステップが必要になります。

デメリットは,利子がつかない点です。しかし,現状の利子は微々たるものですし,上記のように犯罪からの防御力が高いというメリットの方が大きいと考えました。なお,教育資金で株や投信を買わずに,もっぱら貯金する方針であることについて,別記事をご参照ください。

※2018年9月26日追記:後日,証券会社へ預ける作戦は,中止しました。「証券口座への入金残高は,元本保証されるのか?誤解していました。」ご参照。

お上から教育資金を守る

例えば,ふるさと納税を利用しないと,家から出て行く金が増えます。情報に疎いと,間接的にではありますが,教育資金に悪影響を与えるおそれがあります。

ジュニアNISA預かりの金は,子どもが18歳の時点で株価が暴落していたら,教育資金として充分に機能しません。これに対しては,「教育資金は別に充分に用意しておけばよい」,との反論が考えられます。しかし,少なくとも我が家にはそんな余裕はありませんし,金融庁HP「ジュニアNISAの概要」という頁に,「教育資金は別に充分に用意しておけ」とは書いていません。虎の子の教育資金を巻き上げられて,株価の下支えにされてはたまりません。

 

ゲバ男

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